住環境において窓の役割はとても重要です。
特に古い家では窓をリフォームすることが快適な家近づける近道の一つです。
今回は窓のリフォームについてのお話をさせて頂きます。
1.窓のリフォームによって変わる事
2.窓のリフォームの種類
3.窓のリフォームの注意点
窓のリフォームをすることで変わること
窓のリフォームで住環境が改善するポイントは以下の3点です。
①夏と冬の冷暖房の効きが良くなる(光熱費の削減)
②冬の結露リスクが下がる
③すきま風の防止と防音効果が高まる
冷暖房の効きがよくなることについて |
窓の断熱性が高まると夏は外気の熱が浸入し難く、冬は熱が逃げ難くなり、冷暖房の効率が上がります。
特に内窓は光熱費の差が出るくらいに効果が高いです。
冬の結露が減ることについて |
結露は室内の空気に含まれる水蒸気が窓などの表面で冷やされる事で発生します。
窓の断熱性が上がると窓表面の温度が下がりにくくなる為、結露の発生防止につながります。
すきま風と防音効果の向上について|
古い窓は歪みなどもあり少なからず、すきまがある事が多いです。
最新の窓サッシや内窓を取り付ける事で窓全体の気密性が高まります。
気密性の向上はすきま風が無くなる事に加えて防音効果にもつながります。
窓のリフォームの種類
窓のリフォームは大きく分けて以下の3パターンとなります。
①ガラスの交換
②内窓の取付
③窓サッシ全体を交換
ガラスの交換について|改善度★★☆☆☆
既存のアルミサッシをそのまま使い、ガラスだけを高性能なガラスに入れ替えます。
低コストで面積の多いガラス部分の断熱性が向上しますが、古い窓の金属部分での結露が解決しない点、すきまそのものは変わらない点において注意が必要です。
内窓の取付について|改善度★★★★★
既存の窓の室内側に樹脂製の気密サッシを取り付けます。
比較的小規模な工事ですが大きな断熱効果を発揮します。
気密サッシの為、開閉が少し重たい事と窓の開閉動作が増える事を除けばメリットが
多いおすすめの方法です。
窓サッシ全体の交換について|改善度★★★★☆
古い窓を最新の断熱サッシに交換する工事で、外壁の解体復旧を伴う方法と外壁工事不要の
カバー工法が一般的な方法です。
サッシの機能性だけでなく外見も新しくなる為、間取り変更を伴う様なリフォームにおすすめです。
先に紹介した窓のリフォームの中でも内窓の設置が特におすすめの窓リフォームです。
断熱性だけでなく防音性能も向上する事から幅広い層、趣味などをお持ちの方におすすめできます。
また、解体工事などが不要で費用が抑えられる事も大きなポイントです。
窓のリフォームで注意する点
窓の断熱を考える上で重要な事は、同じ部屋の中で仲間外れをつくらない事です。
古い窓を残すと、熱の逃げ道が1点に集まる事になります。
その結果、局所的に結露の状況が現状より悪化する恐れがあります。
窓の断熱は窓単位ではなく部屋単位で検討する事が重要です。
LIXIL (リクシル)リフォームショップ木村工務店はLIXIL認定の窓マイスターも在籍しており
窓のリフォームに的確なアドバイスとご提案をさせて頂きます。
近年は省エネ・断熱に対する補助金も多く、お得に窓のリフォームをご検討頂く事が出来ます。申請などの対応もご安心ください。