京都 京田辺市のリフォーム、リノベーションなら木村工務店リフォームショップ

京都 京田辺市のリフォーム、リノベーションなら木村工務店リフォームショップ

EVENT/BLOG/COLUMN

イベント / ブログ / コラム

2024年10月26日

建築屋さんが中古物件を選ぶなら

以前、中古物件を購入する前に確認頂きたい事や検討すべき事などについてコラムをまとめました。

中古物件の購入を検討される方へ→こちら その① / その②

実際に物件を選ぶ際、多くの方が立地条件、築年数、予算など総合的なバランスをみて購入の決断をする事になるはずです。

今回は建築屋さんの私が、もし中古物件を選ぶとしたらどんな基準で選ぶのか考えてみましたので物件選びの参考にして頂くと幸いです。主に戸建て住宅を中心にした内容になっていますのでご理解ください。

1.中古物件選びの心得

2.中古物件の立地

4.中古物件の築年数

5.中古物件の構造

6.中古物件の予算

7.まとめ

 

 

中古物件選びの心得

まず初めに全ての希望を満たしてくれる中古物件は存在しない事、中古物件を検討するという事は優先順位と妥協できる範囲を明確にしていく事が必要であると再確認しましょう。

もちろん希望は人それぞれですので、もしかしたらその人の希望を限りなく満たしてくれる物件が見つかる事もあるかもしれません。

皆様もご存知の通り、多くの方が希望する様な物件はそもそも売りに出される数が少なく、価格も高い事がほとんどでしょう。

 

 

中古物件の立地

物件の立地は中古物件、新築にかかわらず優先順位が1番か2番にくるのではないでしょうか?

立地条件について、駅近などの利便性や静かな場所と優先事項は十人十色です。

私なら中古物件を選ぶ場合以下の立地条件は避けます。

 

・高さのある擁壁や石積みの敷地にある家、線路の際にある家

新築や極端な築浅を除いて古い擁壁や盛り土の上に立つ家は過去の地震や沈下によって高確率で傾いてしまっていたり、基礎に致命的な損傷がある可能性が高い為です。

また、線路の際に建つ古い家も振動で同様の影響を受けている事もありますし何より騒音が気になります。

・駐車がしにくい、または敷地に面している道が4m以下

自家用車を所有の方にとって日常のストレスが大きい事と、リフォームなどの工事を行う際にも余計な経費がかかったりする恐れがあります。

 

中古物件の築年数

築浅であるほど好ましい事は恐らく皆さんも同意かと思います。

価格面でみると築年数は建物価格にダイレクトに反映される為、予算面とも相談が必要ですね。もちろん築年数が経っていても綺麗であったり魅力的な物件がある事も確かです。

費用や現状のバランスを見て検討する事になると思いますが、リフォーム等を視野に入れて数十年と住まい続ける事も考慮すると築年数に関してのおすすめは以下の通りです。

 

理想 2007年以降の物件

現行の耐震基準かつアスベスト使用の禁止以降の建物

※2020年以降は構造計算書の扱いに関する法規も変わり信頼性が高い

リフォームの際も高額なアスベスト対策費が不要

現実的 2001年以降の物件

現行の耐震基準に近く、耐震面において一定の信頼がおける

リフォームの際はアスベスト対策費は必要となる場合がある

最低基準 1982年以降で建築確認申請書、検査済証が完備され状態の良い物件

地盤の影響で傾いている家も少なくない

リフォームで一定の耐震改修をする事が望ましい

基礎や外壁のヒビ割れは重要チェックポイント

 

中古物件の構造

住宅建物の構造は木造軸組、木造枠組、軽量鉄骨、重量鉄骨、コンクリート造といくつかの種類があります。

選択肢の多くが木造軸組、木造枠組、稀に軽量鉄骨の家かと思われます。

リフォームをする前提であれば木造軸組の家が一番改修しやすい為お勧めです。

木造枠組や軽量鉄骨の家は現状によってはリフォーム内容に制約出来る場合もあります。

※ちなみに建替えをする前提の場合は軽量鉄骨の建物が一番解体費用が高くなります。

 

 

中古物件の予算

家の購入となると相当大きな金額になります。

多くの方が住宅ローンなどを利用して物件の購入を検討されるはずです。

ローンの返済額や返済年数に気が取られがちになりますが、物件購入後のランニングコストは

それだけではありません。

ローンの返済額以外に希望のリフォームを行う予算、15年から20年ごとにかかるであろう保守メンテナンス工事のコスト、固定資産税、災害保険など生活費以外にも多くの費用が掛かる事を検討した上で物件購入の予算を決めるべきです。

家の保守メンテナンス工事にかかるであろう、おおよその金額など事前に専門家に相談しておくのも良いでしょう。

 

 

まとめ

人生において家の購入はとても大きなイベントですが家の購入がゴールではありません。

家を購入してどのような生活を送りたいのか、どの様な人生にしていきたいのかよく考えてみて下さい。

その上で自身にはどんな条件の家が良いのか、どれくらいの費用をかけるべきなのかを冷静に検討されることを願います。

 

LIXIL(リクシル)リフォームショップ木村工務店では京田辺市で地元密着の建築会社として皆様の家づくりやリノベーションのお手伝いをさせて頂いております。

京田辺でリフォーム・リノベーションをお考えの方、ぜひ木村工務店にご相談ください。

 

 

 

 

木村工務店リフォームショップトップへ
REFORM CONTENTS
木村工務店のリフォームコンテンツ
資料請求・お問い合わせ
CONTACT
CONSULT
現在のお住まいのリフォームや中古物件のリフォーム、間取りの変更、お風呂や洗面台のリフォームなどの部分リフォーム、木村工務店にご相談ください。
木村工務店のリフォームでより良い「暮らし」を。
新築・建替え・フルリノベーション...
理想の暮らしを叶えるスタイルをご提案します。
京都 京田辺市のリフォーム、リノベーションなら木村工務店リフォームショップ
〒610-0352 京都府京田辺市花住坂1丁目26-1
TEL. 0774-64-6434 / FAX. 0774-64-6435

木村工務店LINE@
CONTACT
CONSULT
現在のお住まいのリフォームや中古物件のリフォーム、間取りの変更、お風呂や洗面台のリフォームなどの部分リフォーム、木村工務店にご相談ください。
木村工務店のリフォームで
より良い「暮らし」を。
新築・建替え・フルリノベーション...
理想の暮らしを叶える
スタイルをご提案します。

京都 京田辺市のリフォーム、リノベーションなら木村工務店リフォームショップ


〒610-0352 京都府京田辺市花住坂1丁目26-1
TEL. 0774-64-6434 / FAX. 0774-64-6435

木村工務店LINE@
お電話 資料請求 リフォーム相談 イベント
Copyright © 2023 株式会社木村工務店 All Rights Reserved.