みなさんこんにちは
京田辺市 注文住宅 リフォームの リクシルリフォームショップ 木村工務店 粟倉です。
いよいよ今年最後の月、12月に突入しました。
だんだんと年末に近づくにつれて寒くなってきましたね。
僕の周りでは、咳き込んでいる人がちらほら出てきています。
気温差が激しくなっているのと、空気が乾燥しているので皆さんも体調には気を付けてくださいね。
さて、今回ご紹介させていただく現場は、OB様のお家でシャワールームを設置させていただきました。
現在はお風呂が隣の建物にあるので、寒い中外に出て段差の上り降りをしながら移動されています。
お母さまが高齢で足が少し不自由な為、段差がなく移動しやすく外に出なくてもいいようにしたいとのことでお問い合わせをいただきました。
今回はお母さまが普段居られるお部屋の隣のキッチンの一部にシャワールームを設置させていただくことになりました。
シャワールームの設置はユニットバスと同じでお部屋の中に一回り小さいお部屋を作る感じです。
シャワールームの設置する予定の床を解体して、キッチンの床が沈まないように補強していきます。
キッチン奥にあった収納も一度壊していきます。
この収納の床下でお水、お湯、排水の接続をしていくので、なにかあったときに確認できるように、床には点検口を取付けます。
床を解体後はユニットバスの時と同じように、シャワールームの高さに合わせて土間を打っていきます。
土間が出来たら湯水の配管を仕込んでいきます。電気配線も同時に仕込んでいきます。
今回のお家は外部の壁と屋根の関係で、換気扇は壁取付にさせていただきました。
なので壁の取り付ける位置に先に穴をあけておきます。
キッチン奥の収納の入口だったところは、壁で蓋をして別の向きから収納できるように壁の下地をしていきます。
ここまでできれば仕込みが完了です。
次は、いよいよシャワールームの設置です。
シャワールームの設置はユニットバスを組み立てるのとあまり変わらないのですが、ユニットバスより狭いので作業は少し大変そうでした。
また、どこからでも手が届く位置に手すりを取付させていただきました。
手すりの取り付け位置は、お母様とお施主様と一緒にいろいろと意見を出しながら考えさせていただきました。
いつもは、まだ手すりが無くても歩けたり不安になってきたので手すりを取付たいお客様が多いのですが、
今回は手すりが無いと立つことや歩くことが困難な為、いつも以上に慎重に考えお客様と相談しながら設置する場所を決めさせていただきました。
自分で立ったり歩くのが困難な人は、どこに手すりがあれば安心なのか、次の手すりに持ち替えるときは不安定にならないか、
などあまり普段では考えたことがないことまで考えさせていただきとても勉強になりました。
シャワールームが設置出来たらあとは入口枠と横の壁を仕上げていきます。
入口には手すりを持って出入りできるように手すりも取付させていただきましたよ。
壁紙は明るい感じのモノを選んでいただき、収納の中も同じモノを貼らせていただきました。
最初にお問合せをいただいた時は、ちゃんとご要望に沿う工事ができるのかなと少し不安だったのですが、
引き渡し後にお伺いさせていただいたら、毎日安心して使ってもらえてるみたいでよかったです。
今回はキッチンの中にシャワールームの設置や介助が必要な方が安心して使えるように手すりを設置するなど、
あまり経験をしていないことが経験できたので、また喜んでももらえたのでとてもいい経験になりました。
まだまだ経験していないこともたくさんあると思うのですが、これからもできる限り考えて喜んでもらえるように提案していくので
たくさんのお問合せお待ちしておりますね。
それでは今回はこの辺で
僕は今回が今年最後のブログになるので、少し早いのですが、
みなさま、良いお年をお迎えください!
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
京田辺市 注文住宅 リフォームの リクシルリフォームショップ 木村工務店 粟倉でした。