京田辺市 注文住宅 リフォーム の LIXILリフォームショップ 木村工務店 の元吉です。
こんにちは。少し前まで暖かい日が続いていましたが最近は雨も降り少し肌寒い日が多くなっています。
また、私は全然感じないのですが、他のスタッフや職人さんの中には花粉がすごい飛んでいるといっている人もいました。花粉症の人がつらい・しんどいと言っているのをよく聞くのでできれば花粉症にはなりたくないですね。(笑)
今回は、1階にしかトイレが無いお家の2階に新しくトイレを取り付ける工事を紹介します。
トイレを新設するとなると、排水管や給水管、便座用のコンセント等を新しく準備する必要があります。
また、1階に新しく取り付ける場合だと床下に潜て排水管等を準備することも可能ではありますが、2階となると人が入れるようなスペースがないため新しい排水管を通す部分の1階天井をめくる必要がでてきます。
そのため、トイレを交換するだけの工事と比較しても工事の規模感が全然違ってきます。
今回のお家では、物置として使っている2階のお部屋の一番外壁側にトイレを設置したいというご希望や、ちょうどその真下が収納だったということもあり天井をめくる場所を最小限にすることができました。
また、今回に関しては新しく‘‘部屋”としてトイレを増設するのではなくトイレを設置するだけでしたので間仕切りの壁や建具の取付工事はありませんでした。
まず初めに、トイレの設置工事にあたり必要となるペーパーホルダーなどのアクセサリー類や手すりを取り付けるため下地を壁に用意するのと配管工事をするために1階の天井をめくりました。
現状の壁下地は約30㎝間隔で横向きに入っていました。そのため、どこでも好きな場所にものを固定できる状態ではなかったので先にベニヤ板を張ってその上から化粧パネルを張っています。そうすることで好きな場所に手すりなどを固定できるようになりました。
1階の天井が撤去出来たら配管の仕込みです。もともとこのスペースは収納ですので、工事が終わった後お施主様ができるだけ多くの物を収納できるよう、配管をできる限り端のほうに取り付けました。
外壁に穴をあけて配管を外に通した後は、壁と配管との隙間にコーキングを打って風や虫が入ってくることが無いようにしています。外側は土間を斫って近くの汚水桝につなげて土間の復旧をします。
配管が仕込み終われば、床にクッションフロアーを張ってトイレの取付です。
今回はクッションフロアーの小口が見えてくる部分があるのでへの字といわれる見切り材も使いました。
トイレを設置した後に手すりやペーパーホルダー等を実際にお施主様の使いやすい位置を確認して取り付けて完成です。
いつもは、一般的に使いやすいとされている標準の位置につけることが多いのですが、今回はすぐ隣に窓がある関係でスペースが限られていたという事もあり、一番ベストな位置を相談しながら決めました。
今回は条件が良く、比較的シンプルに工事を行うことができましたが、すべての建物で同じように工事が可能というわけではありません。トイレに限らず、新しく取付をしたいものがある方や交換をご希望の方は是非お気軽に木村工務店までお問い合わせください。
京田辺市 注文住宅 リフォームの 木村工務店 元吉でした。