今回は家のメンテナンスについてのお話です。
家は毎日生活をしていく場として普遍的なものと勘違いしがちですが、月日と共に消耗や劣化が進んでいきます。
どれだけ頑丈に作っても、高級な材料を使っても家のメンテナンスは必要なのです。
1.家のメンテナンスの必要性
2.家の中のメンテナンスについて
3.家の外のメンテナンスについて
4. 自身でもできる家の点検
5.まとめ

家のメンテナンスの必要性

家の定期的なメンテナンスは家の寿命と性能を維持していく上で不可欠です。
屋根や外壁のメンテナンスは雨風を防いだり家の骨組みの劣化を防ぐ為にも重要です。
水回りをはじめとした家の内部のメンテナンスは生活環境の快適さを保つ為に必要で、特に水回り住宅設備は劣化や故障に応じて修理や交換していくべきです。

家の中のメンテナンス

家の中のメンテナンスでは水回りなどの住宅設備やコンセントやスイッチなどの電気設備の他、ドアなど建具や床や壁などの内装仕上げがあります。
水回りや電気設備関係の傷みは水漏れや電気のショートなどの原因にもなりますから定期的な点検、設備機器の取替が必要となります。これらはプロにお任せすることをおすすめします。
一方、内装仕上げについては家の寿命に直接影響する様なことは少ないですが美観の問題や生活の利便性に繋がります。気になった時に対処するくらいでも問題はありませんが、ドアの開閉がしづらいなど建具の建付においては早めの対処をした方が良いでしょう。

家の外のメンテナンス

家の外のメンテナンスは屋根、外壁、バルコニーの防水などが主です。
これらのメンテナンスを怠ると雨漏りや建物の寿命を短くする原因に直結します。
外壁のヒビや目地のシーリング の劣化などがみられると要注意です。
屋根においては確認しづらいですが、カラーベスト屋根の場合は15年ごとには塗装が必要となります。

自身でもできる家の点検

家のメンテナンスはプロに任せる事をおすすめしますが、点検自体はご自身でも行っていいただける事がほとんどです。
・水回りにおいて水栓まわりの水漏れなどがないか？
・建具などが擦れたりしていないか？
・家の外の排水ますの中で詰まりなどがないか？
・外壁、窓周りのシーリングの硬化やヒビ欠落がないか？
・防蟻処理は行っているか？（床下コンクリート土間でない家は特に）
などは簡単にご確認頂けますので、半年に一回くらいは点検確認する習慣をつけておくと良いでしょう。

まとめ

家のメンテナンスや点検の重要性と自身でもできる家の点検のポイントかをご理解頂けたかと思います。
家には車のような車検がありません。
永く快適に住んでいただくためには自主的な保守メンテナンスへの取り組みが大切です。

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